安川 泰樹 先生の論文が掲載されました
脊椎外科センター
安川 泰樹 先生の論文が掲載されました。
Journal: Trauma case reports
DOI: 10.1016/j.tcr.2021.100531
Title: Surgical treatment for cervical spine injury in nonagenarians: A report of three cases
近年日本では高齢化が急速に進み、90歳以上(Nonagenarians)の頚椎損傷を治療する機会も増えています。これまで90歳以上の高齢者の頚椎損傷に手術治療を行った報告はあまりされておらず、保存加療が基本となっていました。
今回、90歳以上の高齢者の頚椎損傷に対し、手術加療を行って良好な結果を得られたため、報告しました。90歳以上の頚椎損傷においても全身状態や受傷前の生活を考慮して、手術が可能であると判断したならば、選択肢の一つとして提示する事が重要と考えています。