1. TOP
  2. お知らせ
  3. 長崎 計 先生が東京2020オリンピック公式ドクター(ジャマイカチーム)を務めました


右下が筆者、右上が佐藤敦先生。メダリストとの一枚。

長崎 計 先生が東京2020オリンピックで、ジャマイカチームの公式ドクターを務めました。以下、長崎先生よりコメントです。

この度、東京2020オリンピックで佐藤 敦 先生(昭和大豊洲病院)とジャマイカチームの公式ドクターを務めさせていただきました。
Covid-19の影響下で無観客開催であり、開催に関しては賛否両論ありますが、とても貴重で素晴らしい経験をさせて頂きました。
業務は選手村のポリクリニックと呼ばれる総合診療所で、レントゲン・MRIの読影をしたり、ジャマイカチームの医務室にて大会中に受傷した選手の治療に従事しました。
ジャマイカはカリブ海の中心にある島の1つで、レゲエの聖地とも言われており、選手も含め非常に気さくな方達です。とても良い交流ができ、「オリンピックが終わったら必ずジャマイカに来い!」と、何度も念を押していただきました。

コンディションのメンテナンスにあたった選手が金メダルをとったり、ジャマイカの整形外科Drとスポーツ医学について熱く語ったり、短い期間ではありましたが、大変勉強になりました。何よりもスポーツを通して人種の違う人々がこんなにも感動を分かち合うことができたことにとても喜びを感じました。

このような機会を与えていただいたのも、一重に稲垣 克記 教授はじめ、昭和大の諸先輩方のご指導のおかげです。また、不在の間ご迷惑をおかけしたスタッフ皆様にこの場を借りて改めて感謝申し上げます。今回の経験を今後の診療活動にも生かしていけるよう、研鑽を積んでまいります。