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皆様、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
年始早々に石川県・北陸地方にて震災があり大変な幕開けとなりました。被災された方々にはお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を願うばかりです。

さて、私が主任教授を拝命して8ヶ月が経ち最初の年始を迎えました。昨年は私個人だけでなく、教室にとっても大きな変化の時期となりましたが、大きな混乱もなく無事乗り切ることが出来ました。これもひとえに医局員はじめ、同門の先生方や関係各所の皆様方のご尽力のお陰だと感謝しております。私の使命は医局員が臨床・研究活動に専念できるより良い環境を作っていくことだと考えております。昭和大学整形外科学講座を日本一の講座にすべく、今年も全身全霊を捧げて頑張りたいと思います。

特に、若手専攻医の教育にはより一層力を入れて行きたいと考えています。その為にも大学病院本院や附属病院の人員を更に充実させ、各専門診のみでなく救急外傷などの整形外科医としての基礎を今まで以上にしっかりと教育できるシステムを構築していきたいと思います。また、関連病院においても各病院の特色に合わせて、専門医・専攻医ともに希望分野に適した人材配置を進めていきたいと考えています。
研究に関しても基礎・臨床ともにより多くの研究を推進し、国内外の学会における積極的な発表や論文化を進めていきたいと考えています。その為には同門の先生方や関連病院、関連企業の皆様からの御協力が不可欠であります。昭和大学病院整形外科学講座の発展のために何卒御協力宜しくお願い申し上げます。

4月からは医師の働き方改革が始動し、我々大学病院をはじめとした全ての医療機関にとって大きく変革が訪れる年になります。そのような中においても常に“徹底的に外科医であること”という信念に基づいて臨床と研究のバランスのとれた優秀な整形外科医を育成していきたいと考えています。

整形外科学講座 主任教授 工藤 理史