土谷 弘樹 先生の論文が掲載されました。

Journal: Bone Reports
DOI: 10.1016/j.bonr.2021.101090
Title: Analysis of the subsequent treatment of osteoporosis by transitioning from bisphosphonates to denosumab, using quantitative computed tomography: A prospective cohort study

高齢化社会に伴う骨粗鬆症患者の増加により、骨粗鬆症の逐次治療は重要な課題です。
土谷先生らは、デノスマブの新規導入群とビスホスホネートからの切り替え群の治療成績をQCTを用いて前向きに検討致しました。
本研究ではQCTを用いることで、ビスホスホネートの前投薬歴のある患者において、デノスマブは海綿骨領域に比較し皮質骨領域でより効果的であることが示唆されました。
骨粗鬆症患者の逐次療法、薬剤選択において本研究は有用に活用されると思われます。