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谷 聡二 先生の論文が掲載されました。

Journal: Journal of Orthopaedic Surgery and Research
DOI: 10.1186/s13018-021-02360-2
Title: The effect of denosumab on pedicle screw fixation: a prospective 2-year longitudinal study using finite element analysis

骨粗鬆症薬は広く使用されておりますが、整形手術との関連はあまり分かっておりませんでした。
谷先生らは、2年間の前向き研究を行い、脊椎手術におけるAnti-RANKL抗体(デノスマブ)の影響を、有限要素解析を用いて調査いたしました。
結果、脊椎固定術のインプラント固定力・椎体骨強度の向上にデノスマブが寄与しうることを初めて明らかにしました。周術期に行う「骨のマネージメント」の選択肢として活用されることが期待されます。