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永井隆士 先生の論文が掲載されました。

Nagai T, at. al.The serum 25(OH)D level and hand grip strength for fall risk assessment among osteoporotic elderly Japanese women. Arch Osteoporos. 2021 Feb 24;16(1):42.

本研究では、骨粗鬆症外来通院中の患者さんのうち、転倒リスクが高い患者さんを質問票で抽出し、リスク因子について検討いたしました。今回、我々が注目した25(OH)Dは基準値に人種間の差があることが課題の1つであり、日本人に特化した、転倒に対する研究は不十分でした。結果、「25(OH)D < 14 ng/ml」に加え、 「握力 < 15 kg」が独立したリスク因子であるということが判明いたしました。本研究結果を踏まえ、今後も転倒・骨折予防に努めてまいります。