研修・教育制度

先輩から一言

久保田 豊(2011年入局)

 初めまして、H23年入局、東海大学出身の久保田です。僕は前期研修医を修了後、自分の大学で形成外科医として3年間後期研修をしました。その中で手の外科分野に強い興味をもったことと、もともと学生時代は整形志望だったということもあり整形外科に転科を決めました。どの医局に入るか、あるいは医局に属さずに市中病院に行くか、だいぶ悩みました。そこで、いろいろ見学や周りの人の話を聞いていくうえで、(1)多くの先輩がいる、(2)色々な分野のスペシャリティーを持っている先生がいる、(3)関連病院も豊富にある、という点で大学病院の医局に入ることを決めました。形成外科をやっていて、やはり外科系に行くには様々な手術の方法を学び多くの先生と一緒に医療を行うことが必要だからと感じたからです。

 そこで、神奈川出身だったので関東中心に医局を探しましたが、手の外科専門の教授であるということから昭和大学に一度見学に行きました。そこで感じたことはまず教授と話しやすいということです。大学教授というと身構えてしまいますが、稲垣教授はすごくフランクでリラックスできたのを覚えています。そんな教授のもと、当然医局全体の雰因気もよかったですので、昭和大学に決めました。

 また、私は他大学出身ですが、自分の学年は6人中4人が他大出身でしたので、入局したあとも全く気にならなかったのはよかったです。今考えても転科する際は非常に悩みましたが、現在の生活に満足しており昭和にきてよかったなと感じております。(2012.6)

西川 洋生(2011年入局)

 H23入局、琉球大学出身の西川です。初期研修は東京女子医大で行っていましたが、症例数、関連病院の多い昭和大学整形外科に入局しました。入局して一年が経ちましたが、よき先輩にめぐまれ、充実した日々を送っております。昨年の夏には稲垣教授とシンガポールで行われたメイヨーエルボークラブに一緒に随行させていただき、世界的に有名なMorrey先生とお話しする機会を設けていただきました。

 現在は、H24年4月より虎の門病院整形外科で、整形外科医として勉強させていただいております。おそらく、昭和大学整形外科に入局していなければ、臨床研修病院では難関と言われている虎の門病院で研修する機会はなかったと思います。このような機会を与えてくださった教室に感謝しております。今後も精進し、頑張っていきます。(2012.6)

金沢 寛子(旧姓:長谷部)2010年入局

 入局して1年が経過しました。横浜の病院で整形外科医として3年間後期研修を行っていたので、整形外科に進むことは決まっていましたが、症例数が多いことと、医局の雰囲気に魅力を感じて入局しました。昭和大整形では歴代2人目、現役では久しぶりの女性整形外科医の入局とあって、大事にされているような気がします。

 入局して3ヶ月で、昭和大学横浜市北部病院に出向させていただきました。この病院は、昭和大整形の医局と昭和大藤が丘病院整形外科の医局の混成チームです。普段は、藤が丘病院の先生とはあまり交流がありませんが、北部病院では藤が丘の先生の手術にも入れるため2倍3倍勉強が出来ます。

 4月からせんぽ東京高輪病院で研修を行っています。こちらの病院も、東大整形の医局の先生と昭和大整形の混成チームで、他大学の先生と勉強できる好環境にあります。

 整形外科を目指している女性の先生、仲良くしていきましょうね。

新妻 学(2010年入局)

 2010年度に入局して早一年が経過しました。とても雰囲気の良い医局で、充実した日々を送っています。まず入局して思ったことは、毎朝の朝カンファレンスで新患患者の討論を行うのがとても勉強になるということです。初診患者はまず私たちフレッシュが診察するのですが、所見の取り方、鑑別に挙げられる疾患、それに対する検査の組み方など、一から丁寧にフィードバックしてもらえます。

 また、手術においても、自分が受けた救急患者を自分が担当し執刀させてもらえる機会も多いです。大学病院だとフレッシュは手術の機会が少なさそうに思われますが、以前と比べると積極的に手術させてもらえる環境にあるようです。昭和大学整形外科には、基礎から着実に指導してもらえる環境がしっかり整っています。

 そして冬には、石打丸山スキー診療所に出張し、初期の外傷を数多く経験できます。患者さんが来ないときには自分達もスキーを楽しむことができます。私は今年はじめてスキー診療に行ってきましたが、スポーツ外傷を勉強しつつ、自分でもスポーツを楽しめるという、贅沢な内容に感動しました。

 最後に、研修病院に関してですが、昭和には多くの関連病院があり、たくさんの臨床経験を積むことができます。医局員の希望にも相談に乗ってもらえる雰囲気があり、私は4月から、虎の門病院で研修させてもらえることになりました。とても楽しみにしています。

中村 裕介(2009年入局)

 2009年入局です。整形外科大学院コースを選択しました。1年目は大学病院以外に、荏原病院(旧都立荏原病院)で研修を行いました。大学院の研究は、教授の指導の下で着々と進んでいます。札幌医科大学との共同研究でもあり、北海道にも度々行く機会がありますが、なるべく平日を選んで行かせてもらっています。

 大学病院では、現在は関節外科班に所属しています。昭和大学整形外科は、専門医を取るまでは、全ての領域を勉強することが強いられます。『整形外科医なのに、脊椎以外は分からない』では、困りますので、いろいろな専門分野をローテーションして研修します。現在の関節外科班では、股関節疾患の手術(THA、RAO、キアリー、杉岡式回転骨切り)、膝関節疾患の手術(TKA、UKA、HTO)などを勉強しつつ、静脈血栓症治療、輸血学、輸液治療なども学んでいます。関節外科ばかりで、週5—6件になりますので、1ヶ月でかなりの症例を勉強できます。

 私生活では、朝起きられず、遅刻することも多々あり、日常生活をしっかりするためにも、はやくお嫁さんをもらうことを今は真剣に考えています。

和田 一佐(2009年入局)

 2009年に入局しました。現在整形外科大学院3年生です。荏原病院に出向し臨床から離れずに整形外科医としての仕事・勉強をしながら大学院の授業や学位論文の研究に取り組んでいます(学位の取り方は自分にあった方法を選択可、ホームページ参照)。

 入局してわずか半年後にスポーツ整形で名のある日本鋼管病院に出向させて頂きました。元々スポーツ医学に興味があり、教授・医局長より“鉄は熱いうちに打て”と送り出して頂いたものと思っています。もちろん整形外科一般を習得しなければなりません。その前提で希望があればしっかり考慮してもらえる医局だと思います。

 最近は入局者のうち学内出身者と他大出身者が半々ですが、皆仲が良い印象を受けます。教授のおおらかな人柄もあってか、昔ながらの暗くて陰湿な雰囲気の医局像とは正反対です。毎年の医局旅行も上司の顔色を伺うような旅行でなく本当にみんなで楽しめる旅行であり、新入局員同士はこの時の芸練習で一気に仲良くなります(たまにケンカもしますが)。

 関連病院は有名病院や各地域基幹病院を含め充実しています。また冬には石内丸山スキー場診療所で新鮮な外傷と向き合う貴重な機会があります。昨年度も骨盤骨折や肩・肘・股関節の脱臼や骨折など経験でき非常に勉強になりました。

 また昨年、巨費を投じ大学院生部屋が改装され、広い部屋に大画面AQUOSとソファーにテーブル、インターネット接続PC3台とホテルのラウンジのような部屋が常時使用できます。

 非常に魅力のある医局だと思うので、ぜひ一度見学に来て体験してみてください。

白旗 敏之(1998年入局)

 2011年10月から医局長をしております白旗敏之です。平成10年に入局し、現在は脊椎外科を専門にしております。

当医局は2009年に新体制となり、4年目に入りました。毎年5-6名の入局者を迎え(今年は9名です!)、若さみなぎる医局になっております。教授の方針で診療だけでなく、教育・研究にもかなり力を入れております。

教育では、助教以上のスタッフによる各専門分野の講義や、年2回行われるハンズオンセミナー、毎週の抄読会を行っています。研究では現在新入医局員のほとんどが大学院へ進学しています。入局後は、大学院コースか専門医コースに分かれます。前者は臨床系(整形外科学)と基礎系に分かれ、臨床系では、最低1年間は臨床に従事しその後少しずつ研究を行っていきます。他大学と共同で研究を行ったりしております。(大学院生の事は主任教授自らが先頭に立って指導し音頭をとっております。)基礎系では1または2年間臨床に従事したのちに、基礎系教室へ出向して研究に精を出します。(2年間は臨床から離れます。)昨年から、臨床系大学院生は虎の門病院や都立広尾病院へ出向し研修をするなど、学閥を超えて研修することが可能になりました。後者は、早くから実務経験を積むことに専念します。

   教授をはじめスタッフは皆明るく、楽しく、時に厳しく、日々の診療にあたっており、メリハリのある明るい医局です。まずは、一度見学に来ていただき体験入局し、医局の雰囲気を存分に味わってください。

永井 隆士(1997年入局)

 当医局は、2009年4月に教授が新しくなりましたが、学内から就任したため、混乱はありませんでした。むしろ、気心の知れた先生のため、教育カリキュラムの構築など至誠一貫、革新的な医局作りが出来ています。特に力を入れているのが、教育システムです。これは、大きく分けて2つ、専門医コース、大学院コース(整形外科、基礎系)に分かれます。専門医コースは、早期から実務経験を積むことに専念します。特徴的なのは整形外科大学院コースです。このコースは、臨床と研究を合わせて行いますが、国内留学や海外留学などを自由に選択できるなど、教授の自由な性格が良く反映されています。今年度は、虎の門病院に出向して研修するなど、学閥を超えて研修することが可能になっています。

 毎年10人弱の入局者が続き、若手医局員のパワーがみなぎる医局となっています。ぜひ、体験入局して頂き、医局の雰囲気を味わってみて下さい。

(2017年3月12日更新)